HaRu Management Office
HaRuマネジメントオフィス
マネジメントTips

辞め方で会社は試される。――戻ってくる組織の条件

公開日

アイキャッチ画像

数年前に退職した元社員が、
「やっぱりまたここで働きたい」と戻ってきた――。 そんな話を耳にすることが増えていませんか?
実は今、“戻ってくる組織”が選ばれ始めています。

「辞めるなんて裏切りだ」と感じる経営者へ

社員が辞めるとき、
「裏切られた」「恩を忘れた」と感じてしまう経営者は少なくありません。

でも、人生の決断を下すのは本人です。
その選択をどう受け止めるかで、
会社の「器の大きさ」が見えてきます。

経営者に問われているのは、“辞め方”への向き合い方です。

優秀な人ほど、悩んで辞めていく

「迷惑をかけるかもしれない」「申し訳ない」――。
そう感じながらも、自分の人生を選ぶ覚悟を持って退職を決める人がいます。

彼らは、会社を嫌いになったわけではありません。
むしろ「ありがとう」と感謝を持って去っていく人が多いのです。

見送り方ひとつで、会社の印象は変わる

そのとき、会社がどう対応するか。
そこに、その組織の本質が表れます。

雑な見送り方は、残る社員の心も冷やします。
「辞めたら、こう扱われるのか」と。

一方で、誠実に送り出す会社は、
「ここで働いてよかった」と記憶に残り、
それがやがて“信頼”へと変わっていきます。

戻ってくる組織が選ばれる時代へ

一度辞めても、「また戻りたい」と思える会社。
そんな組織こそが、これからの時代に強い会社です。

ポイントは3つ。
👉 円満な送り出し
👉 関係性の維持
👉 戻れる制度と文化 “再戦率(リターンレート)”の高い会社は、
離職率の高さよりも、「関係性の深さ」で勝負しています。

辞め方が変われば、戻り方も変わる

辞め方ひとつで、組織は変わります。
円満な退職が増えるほど、“また働きたい会社”へと成長していく。

「戻りたい」と思える会社には、
未来の強さが宿るのです。

この記事を書いた人

林 欣(Hayashi Shin)

林 欣(Hayashi Shin)

社会保険労務士 / 人事制度構築士

中国・浙江省生まれ。16歳で来日し、静岡大学工学部卒業後、エンジニア・派遣会社総務を経て社労士に。人事評価制度の構築を専門とし、浜松・東京を拠点に活動中。

← ブログ一覧に戻る

記事についてのご質問・お仕事のご相談はお気軽にどうぞ

メールでお問い合わせ →